マイナス金利になった長期金利!私たちの預金!住宅ローン!生命保険への影響は!? [経済]
2月9日、日本の長期金利(10年物国籍の利回り)が、マイナス0.035%となり、史上初のマイナス金利となりました。
日本経済への影響も気になるところですが、このマイナス金利が、私たちの生活にどう影響するのか。
1.銀行預金 2.住宅ローン 3.生命保険
この3つの、身近なところに焦点を絞り、長期金利の影響について、はじめての方にもわかりやすく説明します。
※http://news.goo.ne.jp/topstories/business/
539/4d2a357bf0667b5d2b63ca11fe6fb8a0.htmlより引用
1.銀行預金 … 預金は減らないが、金利が下がり、手数料が上がる!?
まず、長期金利が影響するのは、主に銀行や、企業などで個人には直接影響はありません。
だから、長期金利がマイナスになっても、銀行が国に預金している分は目減り(手数料がとろれるイメージ)しますが、私たち個人が銀行に預けている銀行預金が減ることはありません!
ですので、あわてて、銀行口座を解約しようとかしないように!!
ただし、当然ながら銀行の経営はくるしくなるわけで、今後、銀行預金の金利の低下や、手数料の値上げなどが予想されます。
実際、みずほ銀行からはすでに、定期預金の金利を0.025%引き下げることが発表されます。
このままだと、ATMでお金を引き出すのも有料という日が来るかもしれませんね。
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2.住宅ローン … 固定金利が下がる!借り換えのチャンス到来!!
住宅ローンは、固定金利が長期金利に連動しているため、固定金利が下がる可能性が高いです。
金利が高くてお困りなら、固定金利で借り換えて、安全に住宅ローンを減らすチャンスかもしれません。
変動金利と異なり、固定金利は借りたときの金利が、そのまま返済まで続くので、今後金利が回復しても、低金利のまま返済を続けられるので、住宅ローンがある人は、しばらくの間、固定金利に変更がないか定期的にチェックするのがおススメです!
3.生命保険 … 将来的に保険料の値上げ、貯蓄型保険の利率低下の危険大!?
生命保険業界は、この長期金利、つまりは国債の金利低下は、非常にピンチだったりします。
なぜなら、生命保険会社は、私たちの保険料を主に国債を購入することにより運用し、利益を出していたからです。
資金の運用というと、株式投資と、国債購入があります。
安全面でいえば、一企業に投資する株式より、国に投資する国債購入が圧倒的に安全であるといえます。
命に対する保険という性格上、利益よりも安全面を重視し、国債購入による運用を、生命保険会社は実施してきました。
まぁ、たしかに、病気の時に保険料が無いと言われても困りますもんね。
しかし、その結果、今回の長期金利のマイナス金利で一番影響を受ける分野でもあったりします。
私たちへの影響としては、苦しくなった生命保険会社が、今後保険料を値上げしたり、貯蓄型保険(かんぽ等)の利率を下げるなど、生命保険のサービス低下が懸念されます。
解約は難しいかもしれませんが、契約面には常に目を光らしておいた方が良さそうですね。
以上、史上初となるマイナス金利となった長期金利の影響について、わかりやすく解説いたしました。
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日本経済への影響も気になるところですが、このマイナス金利が、私たちの生活にどう影響するのか。
1.銀行預金 2.住宅ローン 3.生命保険
この3つの、身近なところに焦点を絞り、長期金利の影響について、はじめての方にもわかりやすく説明します。
※http://news.goo.ne.jp/topstories/business/
539/4d2a357bf0667b5d2b63ca11fe6fb8a0.htmlより引用
1.銀行預金 … 預金は減らないが、金利が下がり、手数料が上がる!?
まず、長期金利が影響するのは、主に銀行や、企業などで個人には直接影響はありません。
だから、長期金利がマイナスになっても、銀行が国に預金している分は目減り(手数料がとろれるイメージ)しますが、私たち個人が銀行に預けている銀行預金が減ることはありません!
ですので、あわてて、銀行口座を解約しようとかしないように!!
ただし、当然ながら銀行の経営はくるしくなるわけで、今後、銀行預金の金利の低下や、手数料の値上げなどが予想されます。
実際、みずほ銀行からはすでに、定期預金の金利を0.025%引き下げることが発表されます。
このままだと、ATMでお金を引き出すのも有料という日が来るかもしれませんね。
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2.住宅ローン … 固定金利が下がる!借り換えのチャンス到来!!
住宅ローンは、固定金利が長期金利に連動しているため、固定金利が下がる可能性が高いです。
金利が高くてお困りなら、固定金利で借り換えて、安全に住宅ローンを減らすチャンスかもしれません。
変動金利と異なり、固定金利は借りたときの金利が、そのまま返済まで続くので、今後金利が回復しても、低金利のまま返済を続けられるので、住宅ローンがある人は、しばらくの間、固定金利に変更がないか定期的にチェックするのがおススメです!
3.生命保険 … 将来的に保険料の値上げ、貯蓄型保険の利率低下の危険大!?
生命保険業界は、この長期金利、つまりは国債の金利低下は、非常にピンチだったりします。
なぜなら、生命保険会社は、私たちの保険料を主に国債を購入することにより運用し、利益を出していたからです。
資金の運用というと、株式投資と、国債購入があります。
安全面でいえば、一企業に投資する株式より、国に投資する国債購入が圧倒的に安全であるといえます。
命に対する保険という性格上、利益よりも安全面を重視し、国債購入による運用を、生命保険会社は実施してきました。
まぁ、たしかに、病気の時に保険料が無いと言われても困りますもんね。
しかし、その結果、今回の長期金利のマイナス金利で一番影響を受ける分野でもあったりします。
私たちへの影響としては、苦しくなった生命保険会社が、今後保険料を値上げしたり、貯蓄型保険(かんぽ等)の利率を下げるなど、生命保険のサービス低下が懸念されます。
解約は難しいかもしれませんが、契約面には常に目を光らしておいた方が良さそうですね。
以上、史上初となるマイナス金利となった長期金利の影響について、わかりやすく解説いたしました。
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タグ:長期金利
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